2015年05月25日
バッテリパックの寿命
ノートパソコンのパソコンバッテリーを長持ちさせる方法
バッテリーは、適切に扱わないと早く消耗する
ノートパソコンのバッテリーには、よくリチウムイオンバッテリーが採用されていますが、このタイプのバッテリーは重量が軽くて長時間駆動に優れています。なので、ノートパソコンを頻繁に外出先に持ち運んで使う方は、必ず選んでおきたいところです。
しかし、この優れたリチウムイオンバッテリーが搭載されたノートパソコンを選んだ後も安心はできません。バッテリーは消耗品ですので、使い方次第では、すぐに寿命を迎えてしまいます。昔と違い、性能等の進化によりパソコンのライフサイクルは長くなりましたので、できるだけバッテリーは長持ちさせたいところです。
また、Dell バッテリーを買い換える手段もありますが、バッテリーの価格は結構高く、あまり流通していないものなので、入手が難しい場合も珍しくありません。
バッテリー自体も進化してますので、昔と比べたらその寿命は長くなっていますが、適切な保存の仕方を怠ると、大幅に劣化が進んで使い物にならなくなってしまうケースもありますので、バッテリーとの上手い付き合い方を今一度確認しておきたいです。
バッテリーの優しい扱い方
室内でノートパソコンを使用するときは、バッテリーを装着したまま、コンセントに接続して使う機会が多いと思いますが、この使い方だと、常にフル充電の状態です。実は、バッテリーを長期間フル充電のままにしておくのはバッテリーにとって良くありません。また、フル充電に近い状態で充電を行うのも良くないです。
よって、長期間バッテリー駆動させないときは、バッテリーを取り外しておくのがおすすめです。たいていのノートパソコンは、Asus バッテリーを取り外した状態でも、コンセントとつながっていれば使用可能です。また、バッテリーの充電を行うときは、フル充電に近い状態から充電するのも避けましょう。大体容量が半分程度になってから充電するのが良いです。容量が空になってから充電を行っても、特にメリットはありません。
ところで、バッテリーを取り外すことにした場合、外したバッテリーはどのように保管したら良いのでしょうか。バッテリーの容量を使い切った状態で保管するのが良いのではと思われるかもしれませんが、実はこの状態にし続けるのもバッテリーにとって良くありません
結論を言えば、約半分の容量にした状態で保管するのが望ましいです。また、バッテリーは、高温多湿の所に置いておくと劣化しやすいので、低温で湿度が低い環境に保管しておくのが望ましいです。また、HP バッテリーをショートさせると危険ですので、袋や箱に入れて、バッテリーの金属端子に何も触れさせないようにしておくことも重要です。
このように理想的な環境で保管しても、バッテリーは自然放電するため、定期的に充電を行う必要があります。バッテリーの種類によりますが、上記の通り理想的な環境で保管しておけば、約半年程度はそのままにしておいて大丈夫です。半年経過してからバッテリーの残り容量を確認し、さらに保管を続けるのであれば、また半分程度の容量になるまで充電すると良いです。
また、Lenovoバッテリーは種類によって理想的な使い方等が異なりますので、ノートパソコンを購入したら付属のマニュアル等にバッテリーの保管方法等の説明がないか探してみてください。もしあれば、それに沿った扱い方をするのがベストです。
バッテリパックの寿命は、製造してからの期間や、バッテリの充放電サイクル ※1 の回数など複数の要因が影響します。 一般的には、およそ300回の充放電サイクル、もしくは1年間程度の使用で寿命となります。
バッテリパックは充放電を繰り返すことで徐々に劣化し、バッテリ容量が低下していきます。 バッテリ容量の低下は、HP バッテリージの調整を行っても回復することはできません。 電気を蓄えるバッテリセルの劣化によりバッテリ容量が低下し、その結果、コンピュータのバッテリ駆動時間が短くなります。
通常、リチウムイオンバッテリパックは、300回 から 500回 ※2 の充放電サイクルが可能です。 通常の使い方をした場合、300回 の充放電サイクル、もしくは1年程度使用した後は、当初の容量の約80%になると予想されます。(下のグラフをご覧ください)
補足:
上のグラフは、25℃ から 40℃ の間の動作温度において、1年間に 300回 の頻度で充放電サイクルをおこなった場合のバッテリ容量の変化を表しています。それより高い温度で使用や保管をおこなった場合、同じ回数の充放電サイクルを行っても当初の容量の 70%、もしくはもっと少ない容量になります。
※1・・・ バッテリ残量 100% の状態から 0% まで放電し、100% まで再充電した場合を1サイクルとします。 例えば 50% まで放電して再充電した場合は、2回で1サイクルとなります。
※2・・・ バッテリパックの寿命は使用環境によって変化します。回数を保証するものではございません。
バッテリパックは消耗品で、使用や保管に伴い徐々に劣化します。(保証期間はコンピュータ本体購入後1年間) 劣化が進み、満充電をしても使用時間が短くなった場合は、オプション品のバッテリパックを購入し、交換してください。 バッテリパックは、弊社オンラインストアのダイレクトプラス HP Directplus で販売しております。
バッテリパックを入手するには
バッテリパックの寿命によりバッテリパックを入手するには、弊社オンラインストアの HP Directplus からお求めいただけます。 詳しくは、下記のサポート情報をご覧ください。